春夏秋冬 2021夏号

児童事業本部

至誠障害福祉総合センター開設

知的障害者小規模作業施設「ワークセンターまことくらぶ」は、令和3年4月より障害者就労継続B型、生活介護、グループホームの複合型拠点施設「至誠障害福祉総合センター」として始動しました!新たな環境の中で心機一転、スタッフ(職員)・会員(利用者)一丸となって「夢をかなえよう」をモットーに、笑顔あふれる施設を目指して努めていきます!

作業内容

ペン先加工(企業様より受注した軽作業)、リサイクル作業、ビルメンテナンス(清掃)作業、クリーニング作業、売店(法人内出張所)での喫茶業務など、会員さん一人ひとりの個性や希望に沿った支援を行うべく、多種多様なお仕事をご用意しております。今年度より、イラストの制作を行うアートワークというお仕事も始まりました。「想造楽工」様のご協力のもと、制作されたイラストは様々なグッズとして商品化されます。

昼食の様子

毎日の楽しみの一つが昼食です!コロナ禍のため会員の皆さんにはマスク会食にご協力頂いていますが、食べ終えるとあちこちから「おいしかった」、「明日は何かな?」といった声が聞こえてきます。終礼前には、翌日のメニューの発表がすっかり恒例となりました。今年度より昼食は食工房707さんに委託しています。

チーム対抗玉入れゲーム!

毎週水曜日の午後はミーティングや余暇活動の時間です。この日は2チームにわかれて玉入れゲームを行いました。高得点の難所を狙う方、堅実に得点を重ねていく方などそれぞれの個性も光りながら、とても白熱したゲームになりました!じめじめした蒸し暑い日が続くことで体力の低下も心配されますが、これからも楽しく身体を動かすプログラムを行っていきたいと思います。

卒業式

この度、2人の会員さんが当施設のグループホーム「まことホームにしき」への入居に伴い、まことくらぶから新たな道への一歩を踏みだされます。長年まことくらぶで過ごされてきたお二方は様々な思いがこみ上げている様子でしたが、出し物や思い出ムービーの上映など、温かな雰囲気に包まれた式となりました。それぞれ新しい場所でのご活躍を応援しております。


保育事業本部

至誠あずま保育園

新年度スタート

4月1日、至誠あずま保育園でも0歳児6名、1歳児1名、2歳児1名、3歳児1名の新しいお友達が入園され、50名のお子さんの新しい生活が始まりました。
進級のお友達も新しい学年カラー帽子を貰い、一つずつお兄さん、お姉さんになったことを喜びあいました。

4月、5月は、新しいお友だちや新しい担任との信頼関係をしっかりと築く大切な時期です。
そんな時期を経て、6月になり新入園児もすっかり保育園に慣れ、毎日笑顔いっぱいで過ごしています。まだまだコロナ禍であり、対策を講じながらの保育の日々ですが、お子さんたちは元気いっぱいに過ごしています。

気持ちいいね~

乳児用ウッドデッキでは、お食事の前後のちょっとした時間や夕方など0歳児のお友だちがゆっくり、まったりくつろいだり、ボール遊びやしゃぼん玉などを楽しんでいます。
開閉式の屋根もあり、これからの季節は乳児クラスのお友だちはここで水遊びを楽しみます。

しゃぼん玉、大好き!

子どもたちが「グリーンガーデン」と呼ぶ、人工芝を敷いた遊び場があります。この壁画はあずま保育園を卒園したお兄さんやお姉さんが夏休みに描いてくれた作品です。
子どもたちも「きりんさんいたね~」「イルカだね」など嬉しそうに指差しながら伝えてくれます。
あずま保育園の卒園児と在園児との繋がりを感じる事ができる大切なスペースとなっています。
夕方にはこの場所でしゃぼん玉を追い掛けたり、車を走らせたりと楽しんでいます。

水防訓練

あずま保育園の近くには多摩川が流れています。散歩に行ったり、土手滑りをしたりとお子さんたちにとっても親しみのある場所です。近年の大雨により多摩川が氾濫することを想定し、毎年水防訓練を実施しています。お子さんの足で歩いて20分程掛けて日野市第一小学校に避難しました。小学校の正門から入り、体育館前の木陰で水分補給を行い、校長先生や園長先生のお話を聞きました。どのお子さんも真剣に話を聞くことが出来ました。命を守る行動をしっかりとっていきたいと思います。

早くたべたいな~

あずま畑では今年もナス・ピーマン・キュウリ・トマト・スイカなどの野菜を育てています。例年ですと、3~5歳児全員で地域のお店に苗を買いに行き年長児が代表して苗の植え付けを行うのですが、コロナ禍の今年は買い物も年長児のみで行ってきました。自分たちの手で植えた苗からどんな風に野菜が出来ていくのか・・楽しみにしている子どもたちです。3,4歳児も時々野菜の成長を楽しみに畑に行っています。「来年は僕たちがやるんだよね。」と今から楽しみにしている4歳児の姿も見られます。苗を植え、水をあげ、雑草を取り、時には虫を見つけて驚いたり、喜んだり・・・。
収穫までみんなで協力して大切に育てていけるといいね!
年長さん、お願いします。

梅ジュース作ったよ!!

栄養士と年長児で毎年恒例の「梅ジュース作り」を行いました。
手洗い、手指の消毒、マスク着用で、梅のおへそ(ヘタ)を爪楊枝を使い1つ1つ取っていきます。「あれ、とれないなぁ~」とみんな真剣そのもの・・・。全部ヘタが取れたら、良く拭いてから容器の中へ。「そっと入れないとね。」と女の子が言うと「あっ、そっか~」と男の子。氷砂糖もそっと丁寧に入れて「できた~」と嬉しそうなお子さんたちでした。「先生、いつ飲めるの?」と今からジュースを飲める日を楽しむにしているようです。おいしいジュースになりますように!ガラスの容器の中で梅ジュースが出来ていく様子を楽しみに観察したいと思います。


高齢事業本部

至誠和光ホーム・至誠特別養護老人ホーム

今年もたくさん収穫できました

世の中は未だコロナウィルスが暗い影をおとしていますが、至誠ホームの梅は今年も元気にたくさんの実を結びました。昨年同様、職員総出で梅もぎをしました。この実を漬けた梅酒の味は格別です。今から出来上がりが楽しみです。

ワクチン接種開始!

5月に入り、至誠ホームの各施設で生活するお年寄りへのコロナワクチン接種が始まりました。順次職員への接種も始まっています。まだまだ油断はできませんが、接種したことで皆さんから「少し安心した。」という声が聞かれました。一日も早いコロナ感染の終息を願うばかりです。

至誠ホームキートス

外の空気は美味しいよ

4月のとある日、ベランダで外気浴をしました。
ボランティアさんが手入れして下さった季節の花々を愛でながら、皆さんで、外周をゆっくり巡りました。コロナ禍で外出の機会も少ない中、温かい日差しを受け、ほっと心和むひと時となりました。

至誠ホームアウリンコ・至誠ホームミンナ

これからも元気に過ごせますように

日頃からご入居者・ご利用者・職員をあたたかく見守って下さる「輝き観音様」(至誠ホームアウリンコ)、「絆観音様」(至誠ホームミンナ)です。生活されているお年寄り皆さんの心の拠り所でもあります。
写真は毎年5月・6月に行うご法要の様子です。天気の悪い日が続いていましたが、観音様のお心遣いか、両施設ともご法要の際は雨もすっかり上がりました。
少人数ではありましたが、外の空気に触れながら皆さんで健康への感謝の気持ちや新型コロナの感染終息など、さまざまな思いをお伝えしました。